『小さな命』

家族でショッピングセンターの屋上駐車場に車を入れて中に入ろうとすると何処からか「ニャン」と聞こえてくる。
ネコ??
声はすれども姿が見えず。
とりあえず買い物を済ませ車に戻ろうとしたら知らないおじさんが地べたに這いつくばり車の下を覗き込んでいる。

何をやってんだろう?と声をかける。

どうやら子猫が駐車している車の下からエンジンルームの中に入ってしまったみたいで、誘い出せないか試みているところだった。

やっぱりネコだった。

車の持ち主は買い物ではなく、おそらくセミナー、サークルのような受講系の用事らしく戻ってこない。
人の車だからバンバン叩いて追い出すわけにもいかない。
もし中に居たら知らずにエンジンをかけてベルトに巻き込んでしまうことも。

エンジンルームに入ってしまうような小さなネコ、なんとか誘き出せないかと売り場に戻りキャットフードの缶詰を買ってきた。

戻ってきたらおじさんがに加え、うちの嫁も地べたに這いつくばっていた。笑

缶詰の蓋で中身をかき回して匂いを拡散する。それをそっと車のそばへ。

すると、おそるおそるエンジンルームから20センチあるか無いかの子猫が降りてきてキャットフードを無心に食べ始めた。

余程お腹が空いていたのか、こちらがそっと近づいても逃げずに食べている。

なんとか車の下から出そうと予備のワイパーを取りだし車の下に突っ込んでみた。

すると子猫の背中にヒットして、驚いて飛び出して来た!。。。そして、隣に停めてあったウチの車に。。。笑

あー、エンジンルームに入っちゃった!

でも今回はウチの車なので色々都合が良い。
早速ボンネットを空けると、子猫がエンジンにへばりついていた!!!かわいいいーーー!!!笑
思わず腰をガッと掴みエンジンから引き剥がす。

抵抗しないからそっとダッコ出来るかなと思ってしまったが、そこは野生
「シャーーーー!!!」と引っ掛かれたり噛まれたり。
思わず手を離したらまた何処かに逃げてしまった。
ウチの車と、さらにその隣に停めてあったおじさんの車をドンドン叩いたりしてみたけど居ない、遠くに行ってしまったみたいだ。

残念だけど家では飼えないし(子供がネコアレルギー)せめてまた他の車の下に入らないようにキャットフードの缶詰の残りを離れたところに置いてきました。

おじさんにお疲れ様でした。。。と告げて別れ、息子は疲れたのか帰りの車の中で眠ってしまう。
買い物を終えてから小一時間、貴重な体験をさせて貰いました。

なんとか頑張って生きろよー。

全く音楽と関係ありませんでした。笑