『俺はあの歌手は歌が上手くて好きだ。CDも全部持っている。という人、居ますよね?』

俺はあの歌手は歌が上手くて好きだ。CDも全部持っている。
という人、居ますよね?

それって、ほんとに歌が上手いから好きなんでしょうか?

そもそも、上手いって何が?でしょうね?

例えば上手く歌う、というのは極力自分の癖を抑えて教科書通りの歌唱法という感じがします。

そうではなく、わかりやすく曲を作ってわかりやすく歌を歌えば「伝わりやすい」という事で、ここでいう上手いは「わかりやすい」「聴きやすい」なのではないでしょうか?

もちろん、技術が無ければそのように演奏出来ません。

もとより歌や演奏が上手い下手には拘らず音楽を聴いているのですが、どちら
かといえばコテコテに下手くそでも結局面白ければライブとして成立してしまうんだと思ってる人です。

90年代にローファイな音を聴きすぎたかもですが。

歌唱力、演奏力を培うことによって、音楽をあまり聴かない、知らない人にも届きやすく、わかりやすくなります。
そして、その届いている音楽に対して「上手い!」と感じる。

当然といえば当然、ステージに立つ人は鍛練している訳ですから。
そんな当たり前の事、今さら上手い!って誉められても逆にバカにされてるのか?ぐらいな気持ちになります。笑

やっている事が難解で個性的であればあるほど、多くの人に伝える為の卓越した技術が必要になります。

ですが、完成され過ぎると雰囲気がガラリ変わってしまって、曲の良さが消えてしまうこともあります。
ヘタウマの魅力ってあるんですよ。

そのギリギリのラインを分かっているミュージシャン、バンドの人達ってたくさんの称賛は浴びないけども、少ない熱狂的なお客さん、ファンに支えられて、長く音楽を続けていると思います。

お客さんの目線に降りてわかりやすく行くことも必要なのかも知れませんが、技術を磨くけど自分のスタンスを変えず、「お前らが俺に目線を合わせろ!」というロックスター然とした奴が好きです。

最近あんまり見ないな。。。