「今、こうしてこの場所に居る事」

前にも書いたかもしれませんが、この仕事に就く前僕はイイ歳こいてニートやってた時期が1年以上ありました。
まぁ、バンドマンなんですけど、報酬なんてある訳じゃなく、世間一般的にも認知されていない…まぁ、どう考えてもニートですよね(笑)。

それでも30過ぎての再就職はバンド存続が凄く困難になると感じ、再就職を諦めた訳です。ヤケクソですよね(笑)。

土木作業やったり、警備やったり、雪祭りの雪像作ったり。

カフェでアコースティックLIVEのブッキングを始めた事がきっかけで、いろいろな人達と出会い続ける事で現在があるのですが。
本当に僕は自分の好きな事を仕事に出来てラッキーでした。

20歳前後の時、空前のバンドブームのあおりで、どうしてもメジャーに行きたい時期がありました。ライブハウスは常にどのようなLIVEでも集客出来ていて、常に人が居る。
自分のバンドを、もっと皆に広めたい、有名になりたい…!

と、そこをゴールに感じてました…

実際は東京に一旗を上げに行く、というのではなく、長く充実したバンド生活を続ける環境がある場所だという事に最近気づきました。
ライブハウスも多い、レーベルもメジャーインディーズ問わず揃っている。ツアーに行くにも日本の中心だから行きやすい。
しかし状況は好転しているのでは?
北海道に拠点にしていても全国的な活動がだんだん可能になってきたのです。
ネット文化の発達もあり、音源を送り合う遠距離バンドも増えてます。
バンドがどんどんやりやすくなってるし、北独自のシーンが出来てきたと思います。

今、メジャー契約や、拠点を首都圏に移そうと考えてる若いバンドマンには、否定も肯定もしないし、好きなようにやって欲しいですが、もっと広い視野で、それぞれがゴールではなく通過点であるという認識をして、末長い音楽活動をして欲しいです。。
そこで自分が何かの役にたてたら良いかなと思っています。

 

新保知健:

90年代札幌でCATCH THE MONOCHROMEのギターとして活動し、現在はFLUKE、46°haloをはじめ来札アーティストとのコラボ、セッションも多数。常に第一線を意識し、生涯現役のバンドマンを目指す。

FLUKE HP http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=fluke_beyourself