『ノルマ。。。高い?』
ノルマ高い!。。。って、ちょっと変な日本語ですね?
ノルマって高い、安いじゃなくて、
「厳しい」とか「楽だ」とか表現しません?
ノルマの設定金額が高いって事なんでしょうが、これって
ノルマ=【自分達が払ってライブハウスで演奏させて貰う為の参加費】
みたいな認識があるからだと思うんです。
「ノルマなんて設定するライブハウスはナンセンス!」 「俺はノルマのつくようなLIVEには出ない」 「海外のライブハウスはノルマなんか無いぞ!」
と、お叱りにも似た批判意見もたくさん見聞きしましたが、発言者によっては全く説得力ありません。
もうかなり前になりますが、札幌の某兄弟バンド(このコラムでは2回目の引用)の企画に、これまた某(自分と同世代の)バンドが誘われまして、やはり「俺らはノルマつきのLIVEは。。。」的な事を言ったそうです。
札幌って昔はブッキングやってるライブハウスが無くて、仲間のバンドでホールレンタルして経費を全員で分担するのが当たり前だったので、そんな事を言う彼らに大人気なさを感じたりしました。
でも実際、蓋を開けてみたらそのバンド目当てのお客さんでプレイガイドの売り上げだけでSOLD OUT寸前。。。
めちゃくちゃカッコイーー!ずるい!!って思いましたね。
そう、お客さんさえ呼べたらノルマなんて必要無いんです。 当たり前の事ですが。
スピリチュアルラウンジの設定ノルマは高いってよく言われるんですが、東京の相場を見なさい。
札幌の倍。
2500円のチケット10~20枚は売らなきゃいけないんです。
ノルマの無いライブハウスも勿論ありますが、チケット一枚も売らないバンドさんはまず、二度と呼ばれないでしょうね。
スピリチュアルラウンジは運営の為にノルマ制を導入しています。
自分のバンドが出演する時も例外なくノルマ制です。
ですが、嬉しいことに最近のLIVEでは設定分以上の券売が出来ていて、ほとんど持ち出しがありません(ありがとうございます)。
ノルマの設定額以上売れば、そこからがギャラなんです。
簡単だけど、気づいて無いバンドさん多いですよね。
飲食店ではない、貸しホール(と、言っても良いと思います)スタイルの日本のライブハウスの典型の考え方。
いろいろな考えはあるでしょうが、僕自身はあまり嫌悪感を覚えません。
集客努力をしているバンドを横目に、「俺たちは演奏する事のみに集中したい」とか「そんなのライブハウスの仕事だろう」って言い放って何もしない人達には、スミマセン、興味ありません。
ですが、文句無く「カッコいい!!!」と思ったときは謹んで出演オファーさせていただきます。
結局はそこですね!!!
スピリチュアルラウンジ店長 新保知健
90年代札幌でCATCH THE MONOCHROMEのギターとして活動し、現在はFLUKEをはじめ来札アーティストとのコラボ、セッションも多数。常に第一線を意識し、生涯現役のバンドマンを目指す。
6/7(土)@苫小牧ELLCUBE
open16:30 start17:00 adv:¥1,500 dor:¥2,000 (plus1D)
Act : THE EVERYTHING BREAKS / Jake stone garage / FLUKE /
and more
その次の日
6/8(日)@札幌SPIRITUAL LOUNGE
『INYOURPOCKET2014#2』
open17:30 start18:00 adv:\2,000 door:\2,500(plus1D\500)
LAWSON TICKET L-18542(3/22発売)
Act : THE EVERYTHING BREAKS(東京)/ FLUKE / 4points /
The last bus to London / MIND WARP/ MARUDEONO
DJ : 永盛岳生(REVOLVER AHOSTAR)
※フード出店未定